スマホが奪ったもの
スマホは本当に怖いツールだと、つくづく感じています。もちろんとっても便利で、いろんな情報も簡単にとることができて、連絡もすぐ見れて、だからついついみてしまう。座ったらスマホ、一段落したらスマホ、なんでもスマホ。
これが、いつのまにか大事なことを忘れさせているような気がしています。
たとえば、記憶力が落ちたような気がします。ついさっき何を考えていたのか、思い出せない。もしかしたら、ついついスマホを見ることで脳が切り替えることに上手になる代わりに、覚える力を失っているのかもしれないと思いました。
それに関連して、気持ちもおざなりになっているように感じます。気になることがあっても、ついついスマホを見たらその気持ちがどこかへいってしまって、ちゃんと感じてあげることができないまま、また次も同じことが気になって、の繰り返しになっているような気がします。
自分の気持ちや感覚、記憶、といったものが、スマホによって奪われているのかもしれない。
そう考えると、とてもおそろしいです。
でも、じゃあスマホを持つのをやめるかと言われたら、やめない、便利すぎるから。昔はもってなかったはずなのに、と思うと不思議で、それもまたこわいです。
この場所ではスマホは使わない、という場所を作れたらいいなぁと思っています。