眼鏡が曇ると世界は輝く

寒い日に眼鏡とマスクをすると、眼鏡が曇ります。

曇った眼鏡をしながら、夜の道を歩くと、街頭などの光が七色に見えてキレイだということに、少し前に気づきました。

キラキラしていて、とってもキレイ。

 

いつも見ているはずの道、光、でも、いつもは見えていなかった色。ずっとそこにあるのに、見えなかったもの。

気づいていないけど素敵なものが、もしかしたらまだまだたくさんあるのかもしれない、と、その光を見るたびに思います。

そんなキラキラしたものをたくさん見つけられる人間でいたい。

 

もしかしたら、こころの眼鏡も曇っているくらいの方がちょうどいいのかもしれません。

すべてをはっきりくっきり見ようとすると、良くないところばかりが目についてしまう。

細かいことはむしろボカして、全体のキラキラを見ようとするくらいが、ちょうどいいのかもしれません。