2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「はい」の言い方

「はい」と文字にしたら全部一緒だけど、実際は全然違う。 元気いっぱいの「はい」 優しく呟くような「はい」 低い声で無表情の「はい」 ぶっきらぼうな「はい」 文字にならない、こういう違いが、実はものすごく大事ではないかと思います。 「はい」の言い…

弱いものをいじめる生存本能

最近、旦那さんが釣ってきたハゼを飼っています。 水槽に3匹。 1匹弱いハゼがいて、他の2匹に幅をきかせられて、いつも隅っこで静かにしていました。 昨日、帰ってきたら、2匹に何度も何度もいじめられていて、すごく弱っていました。 心配で、2匹に怒ったり…

マネジメントという仕事

ずいぶん前から、マネジメントというのは一つの職業、役割ではないかと思っています。 でも、日本のマネジメントは、偉い、権限が強い、給料が高い、といった位置づけになっています。 なんでなんだろうなと思うのです。 マネジメントが苦手だって、プレイヤ…

誰かを失うということ

「心の傷を癒すということ」というドラマ、たくさんのものをいただいています。 テーマは阪神淡路大震災。 たくさんの人が亡くなりました。 といっても私にはほとんど記憶がありません。 誰かが亡くなると、どうして悲しいのか。 子どもを失って泣き崩れるお…

「普通」とはなにか

「普通」とはなにか。 Perfumeの「Dream Fighter」の歌詞が意外と深いと思っています。 ----------------- ねぇ みんなが 言う「普通」ってさなん だかんだっで 実際はたぶん真ん中じゃなく 理想にちかいだけど 普通じゃ まだもの足りないの ---------------…

勉強ができることと、職人

勉強ができることがそれほど絶対的な価値であるのか、甚だ疑問が出てきました。 学校でいい成績をとって、いい大学にいって、いい会社に入る。 もしみんながみんなそうなってしまったら、手に職の仕事はどうなってしまうのか。 昨日、会社が漏水して、結構な…

見えないものを見る

NHKドラマ「心の傷を癒すということ」、とてもいいドラマでした(まだ始まったばかりですが)。 第一話の中で、安さんが永野先生に言っていた言葉が印象的でした。 先生は寂しくないんですか。先生は、みんなが満月の光を見ている時に、その光がまったく届か…

繊細さと鈍感さ

採用活動を行う時に、多くの会社が重視しているのが、「メンタルの強さ」かもしれません。 メンタルが強い、つまり、ちょっとやそっとのことでは潰れない。 仕事をする上では、たしかに大事な力です。 でも、メンタルが強い=鈍感、というケースも少なくあり…

育ち方、指導のあり方

茂木先生の本の中に、トップアスリートは、根拠のない自信と、冷静に現状分析して改善していく力の両方をもっている、と書いてありました。 ほんとにこれは大事で、どっちかだけではだめで、両方を抱えられる柔軟さ、器の大きさが大事なわけです。 で、指導…

論破する人

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200114-00010000-srnijugo-life 新R25の記事に、深く共感しました。 仕事ができると勘違いしている人トップ3 第3位 抽象的な言葉を多用する 第2位 論破する 第1位 社内を批評する だそうです。同感です……。 特に論破す…

囲碁と経営、何かを始めること

先日、囲碁カフェに行ってきました! 久しぶりに囲碁と直接触れたら、すごく楽しかった! 「おとなの囲碁教室」というものに参加したのですが、解説を聞いていて、再び囲碁と経営の共通点に気づきました。 囲碁では、石を活かす、ということを大切にします。…

囲碁の奥深さと経営

私は、NHKの囲碁対局を毎週録画していて、主に眠れない時に見ています。なぜなら、「10秒……20秒……」という声に眠くなるから(笑)。たいていは数分でいつのまにか寝てるので、いい睡眠導入剤です(笑)。 というのはおいておいて、私は大学時代、囲碁部に入…

安心して辞められる社会

山口周さんの対談が大変刺激的でした。 https://news.yahoo.co.jp/byline/kurashigekotaro/20200106-00156400/ 「楽しくない仕事を長時間やらされているのは問題だというのは余計なお世話で、だったら辞めろという話なのです。そのような仕事は辞めればいい…

細かいところに意識を傾ける

「プレバト」を見ていると、いつもとても勉強になります。 俳句の奥深さ、日常のこんな些細な情景に想いを馳せるという繊細な感性。 最近、繊細であることの尊さをよく感じています。 私はいま日本舞踊を教えていただいていますが、人の意識では気づかないく…

建築、生花、歌舞伎、人を育てること

今日は、「安藤忠雄78歳 青春を生きる」というテレビを見ました。こういう番組を作る制作会社は粋ですね! 番組を見て、たくさんインスピレーションをいただきました。 一つは、建築と人材育成は似ているということ。番組に出てきたのは、昔からの美術館を生…