囲碁と経営、何かを始めること

先日、囲碁カフェに行ってきました!

久しぶりに囲碁と直接触れたら、すごく楽しかった!

 

「おとなの囲碁教室」というものに参加したのですが、解説を聞いていて、再び囲碁と経営の共通点に気づきました。

囲碁では、石を活かす、ということを大切にします。すでに置いた石がよく働くように、次の石を置く。

これまでもそんな話は山ほど聞いていたのに、急にハッとしました。

 

石を社員ととらえれば、一人一人が最大限の力を発揮できるように環境(仕事内容、人間関係など)を整えることが大事というのはまったく同じ。

そして、置かれる石にはそれぞれ役目があります。攻撃する、守りを固める、陣地を決める、捨て石も。

石自体に個性はありませんが、置かれる場所によって個性が出る。人間には個性がありますから、それに合わせて置く場所を変えることはより大事です。

 

いやぁ、あらためて囲碁の奥深さを実感しました。。

そして、久しぶりに対局させてもらったら、意外と打てるもので、それも新鮮でした。大学4年間で結構勉強してよかったな〜、と得した気分です。

 

誰かの本で、たとえばジャズピアノを勉強したとして、勉強をはじめた瞬間が0歳、それからよちよち歩きして、立って、喋って、幼稚園いって、6年やったら小学1年生レベル、みたいなイメージでジャズピアノが身についていく、というようなことを読んで、ものすごく納得したことを覚えています。

私はピアノをやっていましたが、しばらく弾いてない期間があって、全然弾けなくなってるよなと思いながら触ってみると、もちろん技術的には落ちてるんだけど、あ、こんな表現できるようになってる、と自分でも驚く瞬間がたまにあります。

触ってなくてもピアノをやった経験は確実に染みついていて、そのフィルターで音楽を耳をかたむけているから、いつのまにか成熟しているのかなと思うようになりました。

囲碁も同じで、10年以上ちゃんと打ってませんでしたが、囲碁はずっと心の中にあって、NHKみたりしていたこともあるのか、久しぶりに打ったら、昔より冷静に大局を見られるようになっていました、たぶん。

10年あたためていたからこそ、今とても楽しいし、もっと勉強したいと思えていると思います。

そういう意味でも、なんでも始めるのは早いに越したことないと思っています。

また新しいこと、はじめていきたいです。