しっかり落ち込むこと、安易に元気にならない強さ
誰かが落ち込んでいると、安易に「元気出して」と言いがちな気がします。
もちろん元気になってほしいという気持ちを否定する気はない、けど、しっかり落ち込むことも大事。
しっかり落ち込んで、落ち込んで落ち込んで、落ち込んだ先に、必ず明るい光はある。一緒に受け止めてくれる誰かがいさえすれば。
落ち込むことはしんどいことだけど、それもちゃんと経験して乗り越えられた自分に出会えたら、その後にやってくる怖い出来事にも逃げずにいられることが増える。
ものすごく落ち込んだけど、今は元気だな〜って思えたら、たいていのことは怖くなくなる、いつか乗り越えられると信じられる。
でも、落ち込む気持ちに付き合ってあげられない人はとても多い。
元気出しなよ!そんなことで落ち込んでるんじゃない!とか。
そういうセリフが出てくるのは、落ち込む気持ちを一緒に抱えてはあげられないよと宣言しているようなもの。
落ち込むことの大事さを知らない証。
あなたを大事にするよりも、自分を守ることに力を割いている人の言葉から、どうかうまく逃げられますように。
ちゃんと落ち込めることはすごいこと、逃げない力があるということ。そう私は声をかけてあげたい。