期待することの怖さ

「リッチマン プアウーマン」の再放送を見ました。

人に裏切られた経験をしてきた人にとって、人を信じることはものすごく怖い。

いっそ裏切られた方が、ほっとする。

そのことをあらためて感じました。

 

期待してしまったら、その分、裏切られたときのショックが大きくなる。そのショックの大きさを知っているからこそ、期待することが怖い。またダメだったらどうしよう、積み重ねるごとに、期待することがどんどん怖くなります。

 

それはきっと当然な防衛反応、自分がこれ以上傷つかなくてすむようにと自分を守る方法です。

でも、そこより前には進めない。

本当は信じてもいい人も自分から切り捨ててしまうことになりかねない。

自分を守る方法が、一方では自分を苦しめることになりうる。

 

変わるということはものすごく大変なことです。今までと違うやり方、うまくいかないかもしれない不安、まわりからどう見られるのだろうという恐怖、その先にある。

それを一緒に乗り越えてくれる人がいると信じられるかどうかは、大きなターニングポイントの一つだと思います。

 

変わることに挑戦し続けられる、変わることを歓迎できる社会であってほしいと思います。