つらい気持ちをじっくり感じてあげること

昨日、うちの家族のトカゲが亡くなりました。

トカゲの寿命くらいの歳になっていて、最近は痩せてきてしまって、元気もなかったので、そろそろかもと覚悟はしていましたが、やっぱり悲しい。

 

私は今回はじめて身近な死をちゃんと感じたように思います。

帰宅したら亡くなっていて、飼い主の夫に連絡した後は、見ないように考えないように無意識にしていました。覚悟をしていた時に近い感覚止まりで。

夫が帰宅して、一緒に確認して、手にのせてもらって、はじめて涙がポロポロ出てきました。

あぁ、ほんとに死んでしまったんだな…、と、そこではじめてちゃんと感じることができたと思います。

 

生きているとつらいことはたくさんあります。

こんないい面があるじゃないか、と違うところに目を向ける、という方法もあるかもしれませんが、私はちゃんとつらい気持ちを感じることを支えたい。

つらいことが起きたという事実は変わりません。変わらないんです。

もしかしたらいずれ捉え方が変わるかもしれない、でもそれはきっと、つらく悲しい気持ちとちゃんと向き合ったからこそできることで。

 

私は今回は夫の存在が支えとなって、悲しむことができました。それはきっと、悲しいということを一緒に受け止めて、悲しんでいる自分を認めてくれる人がいるから。

一人でしっかり悲しむことはきっと難しかったでしょう。

そんな支えの存在として、カウンセラーがいてほしい。

そうありたいと思います。