凡人たらしめるのは組織である

自分が凡人かもしれない、ともしあなたが思っているとしたら、それは違う。

凡人と感じさせている組織であり環境が悪いのです。

誰の中にも必ずオリジナリティがあり、生きてきた年数だけ培ってきたものがある。

それは、手に職のような専門性かもしれないし、相手の気分をよくさせるコミュニケーションかもしれないし、細かな雑用をきっちりこなすことかもしれないし、理不尽なことに耐え生き延びることかもしれない。すべてのことにいい加減であり続けることすらも。

それは、どれが優れていて、どれが劣っているというものでもない。はずなのに、どれは良くてどれは良くない、という型を環境側が勝手に決めてしまっているように思います。

 

本当はどれも尊いことです。すごいことです。

少なくとも私にはできないことばかり。

でも人は、自分以外のことにあまり関心がないし、自分より優れていると思うものはみたくない生き物だから、他人のすごいところに目を向けるのが苦手な人がものすごく多い。

 

目を向ける人さえいれば、あなたは決して凡人なんかではない。素晴らしい専門性を必ず持っています。

他人のいいところを具体的に伝え合える社会に、もっとなっていきますように。