陰口を言うことの裏
陰口を言うのは、その出来事と向き合うことを避ける行為なのではないかと思い至りました。
たとえば、社員が仕事をしなくて困っている時。
陰で文句を言うのは自由です。でも、何も変わらない。自分は正しいことを言っている、とまわりの人に知らしめて、認めてもらうだけの行為です。
認めてもらうことで勇気がでて、直接対決に挑むなら、それも一つの手としてありでしょう。
でも、認めてもらうことで終わってしまうならば、それに何の意味があるのか。
社員がなぜ仕事をしないのか、ということに向き合うことを避けている。その背景には自分の至らなさもあるかもしれないから。そして、避けていることを正当化するために、陰口を言って、自分はちゃんと考えているんだ、相手が悪いんだ、と認めてもらって落ち着きたいだけなのではないかと思います。
つまり、生産性がない。自己満足です。
だったら、陰口を言ってくる人のことなんて気にしても、自分がもったいない。そう思いました。
自分の心に耳を傾けて生きるというのは、なんて難しいんでしょう。