資格をとる意義

今、時間があるので資格の勉強をしています。

勉強していていつも思うのは、知識の再構成ができたり、あいまいだった知識が補える、ということ。

今は、無知の分野の資格をとろうとはさすがに思わないので、ある程度知っていることをやっていますが、言葉は知っていたけどあいまいだったなぁ、とか、これとこれの関係ってそうだったんだ!とか、気づくことが多くて、そういう意味で資格の勉強って役立つと感じます。今はなんでもネットで調べられるけど、体系的に理解するためにはこういう方法は意味があるなと。

 

一方で、資格を持っていることの意味についても、ちゃんと理解した方がいいと思っています。

資格は、その分野についてある程度勉強していて、知識や技術をつけた、ということを証明しているだけであって、それ以上でもそれ以下でもない。

私は、資格よりもなによりも、その人自身の考え方や個性、他への寛容さや柔軟性の方がよっぽど大事だと思っていて、その上に資格があるべきだと思っています。

たとえば採用試験のときに、資格要件を設ける必要があるときはもちろんありますが、それによって見落とす人材もいると思うし、資格によって見えなくなるものがあると思う。

もちろん資格をもっている、とか経験がある、というのは説明しやすいですが、これからはそこに甘えていてはいけない、というか甘えていたら痛い目をみる時代ではないかと思うのです。

見る目を養うということ。