楽しんで学ぶ工夫
今日のスッキリで、とても興味深い取り組みが紹介されていました。
それは、1日1,000円の予算で夕食を作り、余った分はお小遣いにしていい、というもの。
高校1年生の息子さんに、お母さんが提案したアイディアのようでしたが、目から鱗でした!
そう言われたら、頑張って工夫してお小遣い貯めようと思います。
自然と金銭感覚も身について、調べる力も向上しそう。
こういうアイディアは、いろんなところでアレンジできそうでとってもいいですよね。
このアイディアがうまくいく背景について、少し考えてみようと思います。
お小遣いを貯めたいと思うということは、少なからずお金に価値をおいているということ。
お願いしたらいつでもお金がもらえる環境では、少なくとも機能しないでしょう。
それに、なにも欲しいものがない、という子にも響かないかもしれません。
欲しいものやしたいことが、現在ある、または、今後出てくることが見込まれる場合で、それを達成する手段が他に見当たらない(またはもっと困難である)場合に、機能しそうです。
それから、料理がものすごく苦痛な人にとっては、欲しいものなどを諦める苦痛の方がまだまし、という場合もあるかもしれません。
(私なんか料理が苦痛なので、すぐに諦めてしまいそうです)
誰にでも同じ設定がうまくいくというわけではなくて、エッセンスをアレンジするのが大事なのだと思います。
たとえば、DIYとか、、あと思いつかないな(笑)
それから、もう一つ大事だと思ったのは、裁量があるということですね。
予算1,000円で家族分の夕食を作る、ということ以外は、自分で決めることができる。
自分の頑張り次第で、お小遣いを増やすことができる。
成功も失敗もすべて、自分の責任です。
これを毎日繰り返す、結果を検証して改善する、ということを繰り返すと、ものすごく力がつきそうだと思いました。
何事も、続けることは大事です。そしてそれがとても難しい。。