「当たり前」を疑う力を養う

今さらですが、『進撃の巨人』を読みはじめました。

アメトーークの特集があって、少しネタバレの状態から読み進めているところです。

 

このマンガを読むと、「当たり前」を疑う力を養うことができるのではないかと、ふと思いました。

今何が起きているのか、矛盾や違和感はないか、ということを意識しながら読むと、少しだけ予想ができるようになります。全然間違っていることもあるけど、かすることもある。

大事なことは、そうやって立ち止まって考えてみることかもしれません。

なんとなく読み進めようと思えば読み進めることもできる。でも、その背景や外側に何があるのか、なぜこんなことが起きているのか、意識を張り巡らせながら読むことは、日常の「当たり前」に立ち止まる力につながるかもしれないと思いました。

 

正直今までマンガが何かの役に立つと思ったことはありませんでした(歴史マンガとか、中身自体が勉強になると思ったことはもちろんありますが)。

ただの趣味、遊び、と切り捨ててしまうのではなく、こんなふうに、楽しみながら生きる力を育てることもできるのかもしれません。

 

与えられたものをただ盲目的に信じるのではなく、そこにある矛盾、全体像との関係、歴史、いろんなものに興味を持てるようになると、より立体的な世界を、自分の意思で渡っていけるようになる気がします。